たとえ新型コロナ禍であろうとも、世は初詣シーズン。「惰性」で毎年行く方には「知ったことではない」かもですが、「人生のけじめ」を真剣に考える人にとって、神社へ行くことは「不要」でも「不急」でもありません。「要」ですし、それなりに「急」です。当然ながら、密を避け、少人数(極力ひとり)でササッと済ませるのが良いかと思います。
ただ、このご時世柄、思うところがございます。
どんなに政府が自粛やら1か月強の分散参拝を呼びかけたところで、神社サイドが限定御守りの頒布期間などを大幅に伸ばすわけでもありません(伸ばしているところも都内では知る限り、前後3~4日ずつ程度)。
実効性としてこれはどうなの? と。
で、1月4日。
友人から「初詣いこうぜ!」と誘われました。そこで、条件付き(混んでたら即刻中止、電車も混んでいたら申告、その時点でリスケ)でOKし、GO。
今回行った先は、十番稲荷神社さん。麻布十番駅前にある小さな神社さんです。麻布十番と言えば誰が何と言おうとも、武内直子先生の「美少女戦士セーラームーン」の舞台となった地元です。セレブな街だけじゃない。成り上がりたいクリエイターにとってある意味での聖地と言っても何ら過言ではないかと。
すでに平日モード。電車は午後なのでほぼガラガラだったことが幸いし、あっさり到着。
麻布十番駅7番出口を出ると右隣がズバリ、神社。
いきなり階段があり、上ると小さな本殿と小さな社務所があるだけ。上り詰めた先に奥行きなどなし! 人もまばら。
人がいようがいまいが、正直「いないにこしたことはない」だけです。
粛々とお詣りしてきました。
けれど……思うところが色々ありました。
神気、まったく感じなかったし。